放射能のこと2
さて、前回はホットスポットに住んでいる我が家の状況を簡単に、いや、だらだらとでしたね
つらつらと書いてしまいましたが、その続きです。
「ホットスポットでどう生きるか。」
なんて、そんな大した考えではないんですけど
今回はなるべく短く書き上げるようにしてみます
原発事故からまだまもない、世間が放射能についてものすごい不安や恐怖の渦にのまれていた頃、
子どものお迎えで保育園から学童に向かう車の中
その日はとても風が強くて 森や草花がその風に吹かれるまましならせているのを
信号待ちの時に何気なく見ていたんですけど
その時に、ふと、思ったんです。
自然はあれこれ言わずにただ受け入れてるんだなぁ。って。
この風でまた放射性物質が至る所に飛んでるはずだけど、どこにも行かず、払いもせず、
降ってくるまま、ただ被って、生きているんだなぁ。と。
そう思ったら何かものすごく腑に落ちて、
それまで本を読んだり情報集めたり話聞きに行ったりしてたんですけど、
ある意味どうでもよくなったというか、
あ、 いやどうでもではないんですけど、その理由は後回しにして
あぁ、とりあえず今はここで暮らそうって、心が落ち着きました。
まぁそんな風に思えたのも、家族の誰かに生活できなくなるほど辛い症状が出なかったからなんですけどね。
そして、ただ受け入れるだけでなく、
やはり自分の身体を通して地球の浄化に携わりたいなぁと思った訳です。
ヒトも自然から生まれた生命の一つで、自然の循環の一部でもあるわけなので、
何を食べ何を考え、どのように行動し、どう生きているのか
っていうのは、少なからず自然環境・生態に影響していると思うんです。
こういう風に考えるようになったのは、九州のとある農場の方の虫の話を聞いてからなのですが、
その方によると、野菜に付く害虫と呼ばれる虫さんたちは、汚染された土で育った野菜を食べ、
自分の身体を通して、汚染された土を浄化しているんだそうです。
自然の摂理をものすごく感じました。
その話を聞いてからは、私もそうありたいな〜と思っていたので、
そんな考えが浮かんだのだと思います。
そんなわけで、私だけでなく、家族皆が放射能の影響を受けても、
きちんと出せる身体になるよう、日々の食事をしっかり作る、っていうのが
今の私の役目なんだと感じ、
それからは線量の数値や食材の検出結果も気にしなくなりました。
ある意味どうでもいいってのはこのことです。
(ただ食材は、震災前から安全なものが入手できる所を選んでいるので、今もそこは変わりません)
と、震災後約一年半あまり、このような心持ちで過ごしてきたのですが、
そんな私の想いとは裏腹に、 裏腹に、
主人はもちろん、子ども達もやはりいろいろいろいろ食べたいらしく、
食べたいらしく、食べたいらしく、食べたいよね
ってことで、訳あって、とうとう今日から下の子も給食になりました
まぁこの訳はまた今度 今度の話が増えたな〜
と、もうひとつ。(やっぱり短くできない )
放射性物質について。こんなに忌み嫌われ敵対視され、それもひどい話なのではないかと・・・
これもある方から聞いた話ですが、嫌ったら嫌われた方も負の要素しか発しない。と。
これって人間関係でも同じなんですよね。夫や子どもと接しててもよく感じます。
そして、誰でも嫌われたくないし、愛されたい。そして愛したい。
植物も動物も物質も、皆同じですよね。
そんなわけで、上手く共存して行こう。というのが、今の結論です。
だって、ヒトだけでは生きられない!
あらゆるものに、感謝
そして、今日も読んで下さった方々に、感謝 です!