気になること

2012年9月11日 (火)

放射能のこと2

さて、前回はホットスポットに住んでいる我が家の状況を簡単に、いや、だらだらとでしたね
つらつらと書いてしまいましたが、その続きです。

「ホットスポットでどう生きるか。」

なんて、そんな大した考えではないんですけど
今回はなるべく短く書き上げるようにしてみます


原発事故からまだまもない、世間が放射能についてものすごい不安や恐怖の渦にのまれていた頃、
子どものお迎えで保育園から学童に向かう車の中
その日はとても風が強くて 森や草花がその風に吹かれるまましならせているのを
信号待ちの時に何気なく見ていたんですけど
その時に、ふと、思ったんです。
自然はあれこれ言わずにただ受け入れてるんだなぁ。って。
この風でまた放射性物質が至る所に飛んでるはずだけど、どこにも行かず、払いもせず、
降ってくるまま、ただ被って、生きているんだなぁ。と。

Dsc00062_2

そう思ったら何かものすごく腑に落ちて、
それまで本を読んだり情報集めたり話聞きに行ったりしてたんですけど、
ある意味どうでもよくなったというか、
あ、 いやどうでもではないんですけど、その理由は後回しにして
あぁ、とりあえず今はここで暮らそうって、心が落ち着きました。
まぁそんな風に思えたのも、家族の誰かに生活できなくなるほど辛い症状が出なかったからなんですけどね。

そして、ただ受け入れるだけでなく、
やはり自分の身体を通して地球の浄化に携わりたいなぁと思った訳です。
ヒトも自然から生まれた生命の一つで、自然の循環の一部でもあるわけなので、
何を食べ何を考え、どのように行動し、どう生きているのか
っていうのは、少なからず自然環境・生態に影響していると思うんです。

こういう風に考えるようになったのは、九州のとある農場の方の虫の話を聞いてからなのですが、
その方によると、野菜に付く害虫と呼ばれる虫さんたちは、汚染された土で育った野菜を食べ、
自分の身体を通して、汚染された土を浄化しているんだそうです。
自然の摂理をものすごく感じました。
その話を聞いてからは、私もそうありたいな〜と思っていたので、11
そんな考えが浮かんだのだと思います。

そんなわけで、私だけでなく、家族皆が放射能の影響を受けても、
きちんと出せる身体になるよう、日々の食事をしっかり作る、っていうのが
今の私の役目なんだと感じ、
それからは線量の数値や食材の検出結果も気にしなくなりました。
ある意味どうでもいいってのはこのことです。
(ただ食材は、震災前から安全なものが入手できる所を選んでいるので、今もそこは変わりません)

と、震災後約一年半あまり、このような心持ちで過ごしてきたのですが、
そんな私の想いとは裏腹に、 裏腹に、
主人はもちろん、子ども達もやはりいろいろいろいろ食べたいらしく、
食べたいらしく、食べたいらしく、食べたいよね
ってことで、訳あって、とうとう今日から下の子も給食になりました
まぁこの訳はまた今度 今度の話が増えたな〜

と、もうひとつ。(やっぱり短くできない
放射性物質について。こんなに忌み嫌われ敵対視され、それもひどい話なのではないかと・・・
これもある方から聞いた話ですが、嫌ったら嫌われた方も負の要素しか発しない。と。
これって人間関係でも同じなんですよね。夫や子どもと接しててもよく感じます。

そして、誰でも嫌われたくないし、愛されたい。そして愛したい。
植物も動物も物質も、皆同じですよね。
そんなわけで、上手く共存して行こう。というのが、今の結論です。
だって、ヒトだけでは生きられない!

あらゆるものに、感謝

そして、今日も読んで下さった方々に、感謝 です!

2012年9月 6日 (木)

放射能のこと

さて、やはり、
ホットスポットに住んでいる身としては、このことに触れないと
ですね

昨年は、自分の身体、そして子どもの身体の状態を通して、放射能の影響ってこういうことなんだと、実感しました。
正確にいうと、放射能の影響により免疫がかなり落ちた、ということがよくわかったということです。
そして、人によって出方が違うんだということも。
これはあらゆることに当てはまりますよね。一人一人違うから当たり前といえば当たり前ですね。

うちには小学三年生と年中の娘がいますが、私や主人、18歳のおばあちゃん猫も皆それぞれ出方が違いました。


詳しくは記録してないので、だいたいですが、書いてみたいと思います。
ただ、世の中には身体によくないと言われている排気ガスや工業廃棄物、人工食品添加物、遺伝子組み換え、農薬、電磁波、あらゆる化学薬品、騒音、他にもたくさんあるので、
しつこいようですが
これらの症状が全て放射能のせいというわけではなく
低線量被曝によって免疫が急激に下がり、その人がその時に最も弱かったところ、身体から出したかったところが症状として強く出た、ということだと思っています
本当のところは専門家でもわからないことだらけなので、些細なデータと自分の感覚・勘を信じるしかないんですよね


まず上の娘は、震災があった年の春から鼻血が出始めました。ほぼ毎晩という日も  Poundcake
そして片方の時もありましたが、だいたい右左両方。両方から出るなんて今までになかったことなのでびっくりしましたが、やはり普通は片方らしいです。しかも量もかなり出ていたので濃いめの塩番茶で手当てをしました。
酸化した血が鼻血として出たわけですが、家での食事は揚げ物や甘い物もそんなに出していなかったので、6月には給食と学童のおやつをお弁当にさせてもらい、その後は鼻血もかなり減り昨年冬以降は全然なくなりました。今はいろいろあって給食にしていますが、この話はまた後日
今年の春に二回目のおたふく風邪をやりましたが、他は特に今のところ出ていない様子です。


家族の中で一番顕著に出たのが下の娘でした。
昨年6月頃から10月くらいまで、毎月いくつかの病気を併発
ヘルペス、おたふく、溶連菌、コクサッキー、副鼻腔炎、RS…
もともと併発タイプの体質でしたが、3つ同時になったこともあり、しかも治ったら次治ったら次、という切っても切っても絵がある金太郎飴みたいな…ちょっと違うか
その間薬を使ったのは、私がどうしても二・三日出かけなくてはならなかった時。溶連菌退治の抗生物質なのですが、まぁこれも本来は使わないで大丈夫。前の年になった時、時間はかかりましたが薬は使いませんでした。いつも通り大根おろし汁入り玄米スープやリンジュース、しいたけスープなどの手当てで、後は、待てば身体がきちんと治そうとします。身体ってすごい!とはいえ、サラリーマンなので、そうそう有休を取るわけにもいかず、いつも実家にお世話になってばかりいます
下の子も昨年7月にはお弁当にさせてもらいましたが、身体の症状も落ち着いてきたこともあり本人の希望でこの冬から給食に戻す予定です。もう少しお弁当にしたかったんですけどね この話もまたの機会に
今年になってからは、上の子同様二回目のおたふくをやり、鼻血も出たりしましたが、昨年にくらべるとだいぶ落ち着きました。


主人は、やはり外食が多いし食生活もかなり乱れ運動もしてないので、出方が悪いというか、よくわからない。鈍いってのもあると思いますが、あまり病気をしなかったらしいので、もともと臓器は良かったんでしょうね。視力と肌と姿勢は悪いんですけど
ただ、よく扁桃腺からの熱を出すようになりました。しかもなったら、昔もらった薬を適当に飲むし、摂生しないし 摂生しないし …なかなか治らない。とうぜんですよねー
本人は忘れてたらしいのですが、お義母さんによると子どもの頃は扁桃腺が弱かったらしいです
そしてとにかく眠いらしく 以前からよく眠る人でしたが、最近起きた時の顔がホント死んでいて、ちょっと心配 不摂生だから仕方ないですけどね


そして私は、震災から一年ほど喉の違和感と頭痛の繰り返しでした。二、三週間おきに交互になるのですが、とても不快でした。今年の春くらいにはだいぶ落ち着きましたが、たまに喉の違和感はあります
特に手当てはしてませんが、原発事故直後は、食養の先生に教えてもらった黒焼き入りの葛湯を家族で飲みました。それも何回かで美味しくなくなったのでやめました。
やはり身体が欲する時はとても美味しく感じるのに、必要なくなるともう受け付けない。そんなふうに感じれる身体になってきたのも、マクロビオティックのおかげです もちろんマクロビオティックをしてなくても敏感な人はいますが、私の身体には必要だったんだとつくづく思います

Hal
さぁそして18歳のおばあちゃん猫、HALちゃん
彼女はなんと食欲がすごく出て、一日小さい猫缶二つで充分だったのに、お腹空いた~空いた~と言うようになりました 一応増やしはしなかったんだけど、ここのところすごく痩せてしまったので、もう少しあげた方がいいかもしれません
家猫だし、猫はおそらくヒトよりも血が濃いだろうし、生体も全然違うので何ともいえませんが、やはりこの一年半の老化はちょっと激しいかな…という感じです。

さて、一通りうちの状況を述べましたが、私の周りでもっと影響を受けた人や、また影響を受ける前に察知した人達は、みな移住していきました でも、その家族には本当に必要だったんだと思います。
で、うちはどうなのかというと、
話がまたまた長くなってしまったので、次回にまわしたいと思います
文が長くなってしまうのは、下手な証拠ですが、読んでくださった方、本当にありがとうございます